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2023.09.01

AIの力で変わる飲食業界:Zomato AIによる自然な顧客対話

海外飲食DXニュース

これからは問い合わせやおすすめをAIに聞くのが普通になるでしょう。

2023年9月1日、インドのフードデリバリー企業Zomato(ゾマト)は、自社WebサイトのブログでAIベースのチャットボット「Zomato AI」の導入を発表しました。

Zomato AIは、テキストメッセージで自然なやり取りをして、顧客のニーズに合う料理を提案します。

従来のチャットボットでは、1つの質問に対して1つの回答を出力する機能しか持ち合わせていませんでした。

しかし、Zomato AIは顧客の複数の条件や好み、質問を同時に送信出来て、自然な回答を生成して提示します。

現在のところ、Zomato AIはZomatoのサブスクリプションに登録している顧客、もしくはゴールドメンバーに限定して提供されています。

リアルタイムで自然なやり取りをして売上につなげるZomato AI

自然なやり取りをするAI

Zomato(ゾマト)は、自社ブログで友達にテキストメッセージを送信するのと同じようにZomato AIは返信を返すため、今までの顧客体験を新しいレベルに引き上げると説明しています。

また、AIが返信する前に複数のメッセージを送信できてZomato AIはほぼリアルタイムで答えてくれます。

この機能によりZomato AIは「グルメコンパニオン」になるように設計されているとブログで説明されています。

また、「二日酔いでは何を食べるのがいい?」や「高タンパクで低炭水化物のものを食べるべきか?」などの難しい質問にも答えられる機能が備わっているそうです。

そのため、一度に1つのメッセージしか返答できない機械的なやり取りではなく、自然なテキストメッセージで最適な料理を見つけられるように顧客対応をします。

2023年9月現在では、Zomato AIが利用できるのは一部の顧客だけですが、いずれは一般公開されるでしょう。

顧客からの問い合わせや注文を自動対応するサービス導入が相次ぐ

2社が提携

Zomatoに限らず、顧客の問い合わせや注文に自動で対応するサービスの導入と発表が相次いでいます。

8月29日、音声人工知能で知られるSoundHound AI社は、マーケティングプラットフォームを提供するChowNowとの提携を発表しました。

この発表により、電話の問い合わせに音声AIが対応し、その後の注文は顧客がSMSを介して行えるようになります。

具体的な流れは以下の通りです。

  • 飲食店にかかってきた電話に、SoundHound AIが提供する「スマートアンサーサービス」が自動で対応

  • 顧客が電話で注文を選択すると、スマートアンサーサービスが飲食店のChowNow注文ページに誘導するためにSMSを送信

  • 顧客は受信したSMSから注文ページで食べたい料理を選択

この機能は、ChowNowのプラットフォームを導入している飲食店にも適用されます。

顧客が電話で注文を行えるため、ピークタイムでも電話が未対応であったり、注文ミスが起こったりする心配がありません。

AIにより電話対応が業務内容から外れる

AIが電話対応

2023年9月1日、インドのフードデリバリー企業Zomatoは、自社のブログでAIベースのチャットボット「Zomato AI」の導入を発表しました。

Zomato AIを利用すれば、友達にテキストメッセージを送信するのと同じようにコミュニケーションが可能です。

さらに、Zomato AIは複数の条件や好みを同時に送信しても、リアルタイムで的確な回答を提供するとのことです。

また、音声AIで知られるSoundHound AI社はChowNowと提携を発表し、顧客が確実に料理を注文できる仕組みを構築しました。

これらの提携により、AIの活用によって、従来の顧客対応とは異なる、効率的で快適な経験が提供されるでしょう。

参考サイト

Zomato

SoundHound Joins Forces With ChowNow To Ensure Restaurants Never Miss A Call - SoundHound

Introducing Zomato AI: Your Foodie Buddy

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

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