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2023.05.17

Wendy'sは自動地下配送システムを試験運用するためPipedreamと提携を発表 

海外飲食DXニュース

2023年5月17日、ハンバーガー・チェーンのWendy's(ウェンディーズ)は、自動地下配送システムの試験運用を行うため、ハイパーロジスティクス企業Pipedream(パイプドリーム)との提携を発表しました。

Pipedreamが開発している地下を走る自律型ロボットシステムを店舗に導入し、新しいサービスを利用客に提供します。

この配送システムは、地下のパイプに自律型ロボットを走らせてキッチンから駐車場のポータルに料理を運ぶ仕組みです。

この自動地下配送システムによって、従来よりも高い利便性と確実性を実現し、より快適な顧客体験を提供します。

同社によれば、2023年後半にPipedreamの自動地下配送システムを店舗に導入し、試験運用をする計画です。

実現すればWendy'sはモバイル注文と自動地下配送を採用した最初のクイックサービスレストランになるでしょう。

数秒で料理を注文客に届けるPipedreamの自動地下配送システム

Pipedream

出典:The Wendy's Company - Wendy's Partners with Pipedream to Pilot Industry-First Underground Delivery System for Mobile Orders

Pipedream(パイプドリーム)が開発している自動地下配送システムは、キッチンで出来上がった食事をロボットが地中のパイプを通って運び、駐車場のインスタント・ピックアップ・ポータルに届ける仕組みです。

キッチンから駐車場までの配送スピードは数秒とされています。

このサービスは、店外からスマホなどでモバイル注文をする顧客向けであり、注文客は車から降りずに料理の受け取りができるそうです。

Wendy'sを含むファストフード店を展開するフランチャイズ企業は、オペレーションの効率化を図るため、モバイル注文やドライブスルーの自動化を積極的に進めています。

例えば、マクドナルドはベルトコンベアを試験運用のためドライブスルーに導入し、一風変わった料理の提供方法が話題を呼びました。

Wendy'sの場合は、2023年後半には駐車場で待っているだけで、キッチンから数秒で出来立ての料理が届けられる配送サービスが提供されるでしょう。

ドライブスルーにAIを導入しサービスの効率化を追求するWendy's

ドライブスルーをAIで無人化

Wendy's(ウェンディーズ)は、配送システムだけでなくドライブスルーの自動化にも注力してサービスの効率化を進めています。

Pipedream(パイプドリーム)との提携を発表する一週間前の5月9日にGoogle の生成AIをドライブスルーに試験導入すると発表していました。

Google Cloudの生成AIと大規模言語モデル(LLM)を使用し、ドライブスルーで起きていた注文ミスを無くし、今まで以上の効率を追求するそうです。

Wendy'sでは料理にカスタマイズが可能であり、顧客ごとに注文の組み合わせが異なるため、接客中に注文ミスが発生しやすい傾向があります。

特にメニューのオプションや特別なリクエスト、周囲の騒音により注文ミスが発生しやすいです。

そこで、ドライブスルーをAIで自動化、注文ミスが起こりにくい体制を確立します。

試験導入は2023年6月にオハイオ州コロンバスの同社運営の店舗で行われるそうです。

地下を通って数秒で料理を受け渡すWendy'sの配送システム

地下配送システム

5月17日、Wendy'sは、ハイパーロジスティクス企業Pipedreamと提携。モバイル注文の顧客に対して、自動地下配送で料理を提供する仕組みを試験運用すると発表しました。

2023年の後半には、自動地下配送システムを導入した店舗が試験運用され、駐車場で待っているだけでキッチンから料理が届けられるサービスが実現します。

他にもWendy'sはドライブスルーにAIの試験導入を始めるため、数年で同チェーン店の運営や業務オペレーションが激変する可能性が高いです。

参考サイト

Wendy's Partners with Pipedream to Pilot Industry-First Underground Delivery System for Mobile Orders

The Wendy's Company - Wendy's Taps Google Cloud to Revolutionize the Drive-Thru Experience with Artificial Intelligence

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

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