
2026.07.03
店舗集客の「丸ごと支援」へ。MEO対策のリーディングカンパニー・トライハッチの新たな挑戦とは?
国内飲食DXニュース
「飲食店の集客課題を“まとめて”解決したい」。
そんな思いから、飲食・小売業界を中心に、全国75,000店舗以上で導入されているMEO(マップエンジン最適化)サービスを展開する株式会社トライハッチ。
今回は、同社が提供するプロダクトとともに、現在注力するスワイプ型ホームページやインバウンド対応、そして今後リリース予定の予約システムまで、多岐にわたる“店舗集客の一気通貫支援”の全貌に迫った。
競合比較×AI活用で、「勝てるMEO対策」を
まずご紹介いただいたのは、創業以来主力として展開してきたMEO対策サービス「MEOチェキ」。Googleビジネスプロフィールを活用し、店舗情報の最適化、口コミの収集・返信支援、投稿代行までを一気通貫で行うSaaS型のサービスだ。

中でも注目すべきは、特許を取得した「競合比較機能」。自店舗と近隣競合店を3店舗まで登録すると、口コミ件数、返信率、キーワード含有率、投稿頻度など、あらゆる指標で数値比較できる。

「“勝っているか、負けているか”が可視化されることで、次の打ち手が見える。これが乗り換え理由として最も多いですね」と語るのは、営業責任者の竹ノ内氏。
さらに、AIを活用した口コミ促進も同社の強みだ。店舗側が獲得したいキーワードを事前に設定し、それを含む口コミ文を自動生成することで、Googleからの評価向上につなげる。加えて、AIによる返信文の自動生成機能も備えており、現場の運用負担軽減にも貢献する。
新たな武器「スワイプ型LP」が店舗の顔に
現在、トライハッチが新たに力を入れているのが、スワイプ型のスマートフォン特化型ホームページ制作だ。
SNSのような縦横スワイプ操作を採用し、店舗の雰囲気や料理の魅力を視覚的に訴求できる構成が特徴。

このLPは、最大64ブロック(縦8×横8)で構成されており、各ブロックのアクセス解析も可能。「どの画像や動画が予約につながっているか」といったコンバージョンデータを基に改善を重ねていける。
制作費は1.5万円〜と、価格帯も飲食店にとって導入しやすい水準に抑えられている。
「GBPにグルメサイトのリンクを貼ってしまうと、ガイドライン違反になる可能性もあります。だからこそ、独自LPを持つ重要性が高まっています」と話す。
予約・広告・リピート支援まで「全部入り」の丸ごと集客支援へ
さらに今後、トライハッチが見据えるのは「店舗集客のトータル支援」だ。
スワイプ型LPとMEO支援に加え、Google広告やSNS広告運用、さらには予約システムの独自開発にも着手しているという。
予約システムは、テーブルチェックなどの既存サービスとの連携も視野に入れつつ、「グルメサイト依存からの脱却」を見据えた戦略的プロダクト。
「一人200円、300円とかかるグルメサイト経由の予約手数料を、いかに抑えるか。そこを変えていきたいという思いが強いです」と竹ノ内氏は語る。
また、LINE構築やリピート施策支援も今後の支援メニューに含まれており、文字通り“来店から再来店まで”をまるごとカバーする体制が整いつつある。
飲食店支援を「分業」ではなく「共業」で
現在、同社は全国100社以上の代理店と連携しながら販路を広げている。販売モデルは直販に加え、代理店向けには卸制度や紹介制度を用意。1店舗あたり月額3〜5万円のMEO対策サービスを中心に、OEM展開も拡大中だ。
「僕たちだけで全国の店舗を支援するのは限界がある。だからこそ、パートナーと共に展開していく『共業』の仕組みを強めていきたい」と竹ノ内氏は語る。
会社概要
会社名
株式会社トライハッチ
所在地
本社:東京都新宿区新宿1-8-4 近鉄新宿御苑ビル7F
事業内容
SaaS事業
店舗Webマーケティング事業
お問い合わせはこちらから
https://tryhatch.co.jp/contact

山澤修平
一般社団法人レストランテック協会
代表理事
1980年北海道生まれ。携帯電話販社大手「コネクシオ株式会社」にて、営業戦略など様々な業務に携わり、その後、農業ITベンチャー「株式会社ファームノートでCSMの構築、営業拠点の立ち上げを行う。現在は日本最大のレストランテックコミュニティ「RT_Meetup」を主催する一般社団法人レストランテック協会の代表理事、一般社団法人日本飲食業経営審議会の理事、数多くのテックベンダーのセールスマーケティングの顧問業などに従事。全国各地の飲食経営者と生産者とテクノロジー企業をつなげる為、ホテル暮らし中心のアドレスホッパー生活を送っている。著書 同文舘出版「これからの飲食店DXの教科書」(2022年)









