
2023.01.24
SJW Roboticsは自律型ロボットレストランの立ち上げに向け200万ドルを調達
海外飲食DXニュース2023年1月24日、カナダのSJW Robotics(エス・ジェイ・ダブリュ・ロボティクス)がシードラウンドの資金調達で200万ドル(約2億6000万円)を確保したと海外メディア「TheSpoon」が発表しました。
SJWロボティクスは、自律型のロボットレストランを開発したスタートアップです。
開発されたロボットレストランは「RoWok(ローウォーク)」と呼ばれ、必要なスペースとインフラが整備されていれば、無人でフードサービスを提供できるキヨスク(売店)型をしています。
そのため、病院やホテルなど時間外の業務がある施設での設置が予定されています。
提供できる料理は、難易度が高いとされる中華料理であり、24時間年中無休で作り立ての温かい食事が提供可能です。
シードラウンドで調達した200万ドルの用途

今回調達した資金は、SJWロボティクスが提携しているCompass Group Canada(コンパス・グループ・カナダ)と共にロボットレストランを展開するために利用される予定です。
同グループは、カナダの大手フードサービス企業であり、2022年7月7日にSJWロボティクスとの提携を発表していました。
提携した2社は、それぞれの専門分野で協力し、SJWロボティクスがロボット工学やAIテクノロジーに、Compass Group Canadaが料理やメニュー開発、マーケティングなどで貢献します。
またCompass Group Canadaは3台のRoWokの運用試験をする計画があると伝えています。
最初のロボットレストランは、2023年の春にトロントの病院向けにリリースを予定しているそうです。
SJW Roboticsのロボットレストランは売店型

出典:SJW Robotics
SJW Roboticsのロボットレストラン「RoWok(ローウォーク)」はキオスク型です。
その姿は、飲食店というよりも大型の自動販売機を想像するとイメージしやすいかもしれません。
スクリーンとタッチパネルを使って料理を選ぶと、約80~90秒で注文した食事が提供されます。
現在の仕様では2つの中華鍋を備えており、1時間あたり約60食の調理が可能です。
最終的には鍋を6つに増やし、1時間あたりの食事の提供量を増やす計画となっています。
RoWokには、最大で350食分の食材を冷蔵保存でき、鶏肉などの食材の賞味期限が近づくと、自動的に割引価格で表示されます。
そして、100平方フィート(約30.50平方メートル)のスペースと水道、電源などが確保できれば、どこでも設置が可能です。
そのため、高額な賃料や設備費を用意しなくてもフードサービスが展開できます。
飲食店には2つの問題があると気づいたSJW Robotics の創設者

SJW Roboticsの創設者であるNipun Sharma(ニプン・シャーマ)氏は、多くの飲食店が2つの問題に悩まされていると気づきます。1つは賃料、2つ目は人員確保です。
これら2つを「レガシー(昔から解決されない)問題」として捉えて、解決するためにSharma氏はロボットによる全自動レストランを開発しました。
Sharma氏と開発チームは、最初からロボットで中華料理を作れるように開発を目指します。
理由は、中華料理が複雑な料理であり、難易度の高い料理が作れるようになれば、インド料理やイタリア料理への仕様変更が容易になるためです。
いずれは「RoWok」から中華料理だけでなく、イタリア料理やスペイン料理が提供できるように改良される可能性が高いです。
そうなれば、立地や人材確保に悩まされることなく、手軽に食べたい料理を作ってくれるロボットレストランが誕生するでしょう。
場所と人の問題から解放されるフードサービス

1月24日、スタートアップSJW Roboticsは、シードラウンドの資金調達で200万ドル(約2億6000万円)を確保しました。
開発したロボットレストラン「RoWok(ローウォーク)」は、新鮮な中華料理を提供する売店型の自律型ロボットレストランです。
RoWokは約30.50平方メートルのスペースと水道、電源などを確保すれば展開できます。
普及が進めば、高額な賃料の支払いや設備費、人材を確保しなくてもフードサービスが提供できるようになるでしょう。
原典
SJW Robotics Raises $2M as It Eyes Launch of Autonomous Robotic Restaurants This Spring
参考サイト
SJW Robotics Demoes RoWok a Fully Robotic Wok Restaurant Kiosk
SJW Robotics Co-Founder 'Everything I Know is Wrong' - Food On Demand












































