
2023.01.24
3社がコラボして完全自律型ロボットピザ製造システムの開発を発表
海外飲食DXニュース2023年1月24日、Nala Robotics(ナラ・ロボティクス)とHatco Corporation(ハットコ・コーポレーション)、およびOvention, Inc.、(オヴェンション)の3社が提携して、完全自律型のピザ製造ロボットシステムの開発を発表しました。
これら3社がお互いの特技を組み合わせ、無人でピザを自動的に製造するシステムの開発を目指します。
人手を必要としていないため、飲食店だけでなくガソリンスタンドやコンビニ、その他の商業施設も導入対象に含まれています。
これまでは、ロボットやシステムの組み合わせ、実際の運用に関しては導入する店舗の責任者や事業主が考えていました。
しかし、今後はサプライヤー同士がつながりを持ち、完全自動の調理システムを構築していくと、オペレーションなどを考える必要がなくなるかもしれません。
3社の強みを組み合わせたピザ製造システム

今回提携をした3社の特徴は以下のとおりです。
AIとロボットアームに特化したテクノロジー企業:Nala Robotics
保温ロッカーや他の業務用調理機器の開発・販売:Hatco Corporation
ベルトコンベヤー式の自動オーブンメーカー:Ovention, Inc.
つまり、開発されるピザ製造システムの概要は、Nala Roboticsのロボットアームでピザの生地や具材などの準備を行い、Oventionのオーブン「Shuttle」で調理します。
そして、出来上がったピザはHatcoのピザロッカーシステム「Flav-R 2-Go」に保管される仕組みです。
このロボットピザ製造システムは、10フィート(約3m)× 10フィート(約3m)の広さで設置可能とされており、小規模なコンビニにも導入できます。
2023年1月現在では、ロボットピザ製造システムの値段や利用料については発表されていません。
しかし、このシステムが広く普及すると、ピザを提供する飲食店で人手がなくても営業が可能になるでしょう。
ピザの準備・加熱・保管まで行う仕組み

これまでの調理ロボットの多くは、準備や出来上がった料理の対応をスタッフが行っていました。
しかし、このロボットピザ製造システムは、全ての工程を1つにしたオール・イン・ワンのフードサービスソリューションです。
もちろん、従業員が調理を行うように、ソースやトッピングのカスタマイズが可能です。
注文はQRコードリーダーとタッチスクリーンを使用して、オペレーターまたは顧客のどちらからでも簡単にできます。
ピザを保管するロッカーは、最大で45分間保管できるタイマーを備えており、設定温度は 65 ~ 82度の間で調整可能です。
そのため、ピザを焼き上げて箱詰めをした後でも、一定時間内は鮮度を落とさずに提供ができます。そして、このプロセスはすべて自動で行われます。
したがって、クイック・サービス・レストランやゴーストキッチンだけでなく、コンビニ、映画館、ガソリンスタンドなどに導入すると、飲食店に引けを取らないフードサービスが提供できるようになるでしょう。
サプライヤー同士が協力し開発するロボットピザ製造システム

1月24日、Nala Robotics(ナラ・ロボティクス)、Hatco Corporation(ハットコ・コーポレーション)、Ovention, Inc.、(オヴェンション)の3社が提携し、完全自律型のロボットピザ製造システムの開発を発表しました。
3社が強みを活かし、ピザの調理から保管までを完全自動化できるシステムを共同開発します。
このシステムは、料理スキルが一切不要であるため、飲食店以外の施設にも導入が可能で、まさにピザの自動販売機と言えるでしょう。
この提携が順調に進めば、各社がそれぞれに製品を開発していたサプライヤー同士が協力して、1つの仕組みを構築するのが主流になる可能性があります。
原典
Nala Robotics Ovention and Hatco Corporation to Introduce Robotic Pizza Solution
Press Release - Nala Robotics Ovention and Hatco Corporation to Introduce Robotic Pizza Solution
参考サイト
Hatco Ovention partner with Nala Robotics on automated pizza system












































