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2022.12.15

Presto社が自動カスタム音声機能の導入を発表|ドライブスルーで注文に楽しさが加わった

海外飲食DXニュース

好きなキャラクターの音声で接客対応してくれるドライブスルーがあったら、行きたくなりませんか。

2022年12月15日、Presto(プレスト)社が自社の音声AIに新しく自動カスタム音声機能を導入したと発表しました。

Prestoは、飲食店に設置するカメラやドライブスルーで使用する音声AI、支払い端末などオペレーティングに関するツールを提供している企業です。

導入された自動カスタム音声機能によって、音声を変えてドライブスルーや電話など、声だけの接客に驚きや楽しさが加わります。

つまり、今までは事務的なやりとりがほとんどだったドライブスルーに音声で新しい顧客体験が提供できます。

ドライブスルー用の音声AIにカスタムボイス機能を追加

自動カスタム音声機能が追加されたのは、ドライブスルーで広く採用されているPresto社の自社製品「Presto Voice(プレスト・ボイス)」です。

従来のPresto Voice では、音声AIが機械的な声でドライブスルーの接客対応を行っていました。

しかし、新たに導入された自動カスタム音声機能により、AIから発せられる音声を異なる声に変換することができ、実質的にあらゆる音声を再現できるとのことです。

再現可能な声として以下のようなものがあります。

  • 季節ごとのイベントに関わるサンタクロースやハロウィーンの魔女の声

  • カーネル・サンダースやドナルド・マクドナルドなどのブランドマスコットの声

  • 誰もが知っているような有名人の声

他にも、ローカルアクセントや、いわゆる方言を使った接客対応もできるそうです。

12月現在であれば、サンタクロースの声で接客が受けられるかもしれないと海外メディア「TechCrunch(テッククランチ)」はコメントしています。

以上のことから、ドライブスルーを利用する顧客は、これまでにないユニークな声で接客を受けることができるようになるでしょう。

ドライブスルーの接客は音声AIで対応可能

ドライブスルーを備えた飲食店では、AI音声による接客の自動化が普及しています。

以前は、ドライブスルーの接客と店内接客の両方の対応にスタッフは追われていました。

しかし、ドライブスルーの接客を自動化できれば、スタッフは調理や店内作業に専念できます。

その結果、顧客の待ち時間が短縮され、店内のオペレーション効率が向上します。

AI音声といわれると、留守番電話サービスの機械的な音声をイメージするかもしれません。

しかし、飲食店に導入されているAI音声は、丁寧な口調で対応ができ、注文ミスがほとんどなく、スタッフの代わりとして十分な接客対応が可能です。

また、Presto社が提供するPresto Voiceは、利用客の音声から正確に注文を認識でき、その精度は同社のホームページでは95%以上と説明されています。

したがって、基本的にスタッフによる補助がなくても顧客から正確な注文を受けられます。

同様の製品は、Converse Now(コンバースナウ)やBite Ninja(バイトニンジャ)などが開発しており、これにより多くの飲食店でAI音声が一般的になっていくでしょう。

音声を変えて顧客を楽しませ顧客満足度を高めるPresto Voice

Presto社は12月15日、自社製品であるPresto Voiceに自動カスタム音声機能を導入したと発表しました。

自動カスタム音声機能により、AI音声をサンタクロースやミッキーマウスなどの声に変えることができます。

声だけで接客するドライブスルーにおいて、新たな驚きと楽しさを提供することで顧客体験が高まり、利用頻度が上がると期待されています。

日本で同様のAI音声が導入された場合は、アニメキャラや芸能人の声で注文の受け答えがされるようになるかもしれません。

原典

Presto Voice Brings Custom Voices to Enhance Automated Drive-Thru Guest Experience – Presto

参考サイト

Presto can now make Santa celebrities 'appear' in your drive-thru • TechCrunch

Presto Voice Brings Custom Voices to Drive-Thru | Hospitality Technology

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

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