
2024.05.17
Planit PODで発酵を自動化!自家製テンペで飲食店のメニューを変革
海外飲食DXニュース自前で発酵食品を作り、料理に使っている飲食店があったら…行ってみたくなりませんか。
2024年5月8日、業務用厨房機器メーカーであるWaring(ワーリング)社が新しくPlanit POD(プラニット・ポッド)発酵システムの発売を発表しました。
この製品は、スタートアップ「Planit Protein(プラニット・プロテイン)」との提携で実現した業務用の発酵器です。
一見すると、ヨーグルトメーカーのようですが、Planit PODは複雑な発酵プロセスを自動化して、初心者であっても1日で豆の発酵食品「テンペ」が作れます。
つまり、Planit PODは飲食店のキッチンで手軽に自家製の発酵食品を作って、店のオリジナリティを追求できるツールです。
業務用の発酵食品製造ソリューション「Planit POD」で飲食を変革

Planit PODは、発酵食品を作るための必要な条件を自動で調整して、テンペを生成できる業務用発酵器です。
また、初心者でも簡単に操作できるデザインとなっており、発酵食品を作るための菌の保管や発酵を促進させるための専用の設備、知識や経験はあまり必要ありません。
開発元であるPlanit Protein(プラニット・プロテイン)が販売する大豆不使用の植物ブレンドと、独自の有機培養物で一度に最大8ポンド(約3.6kg)の新鮮なテンペを24時間で生成します。
その他にも、麹や植物ベースのタンパク質も生成できると説明されています。
つまり、Planit PODを使えば、手軽に新鮮な発酵食品を店舗で製造して、メニュー開発や料理の幅を広げることが可能です。
メーカーとスタートアップの提携で飲食店でテンペを製造可能に

手軽に発酵食品を作るキッチン用具のアイディアは、Planit Protein(プラニット・プロテイン)のメンバーが2015年に完成させて、Waring(ワーリング)社と提携する形で今回の発表に至っています。
前述のように、Planit PODは従来の製造方法と比べて大幅に利便性が向上しています。
製造できるテンペは、バナナの葉に含まれるテンペ菌と茹でた大豆で作られるインドネシアの伝統的な発酵食品です。

納豆のように糸を引くネバネバはなく、画像のように豆が白い菌糸で固まっています。
そのため、ブロック状にカットして揚げたり、ソースに絡めたりして料理に使われることが多いです。

無臭に近く、豆の風味もありながらベーコンなどの燻製肉のような食べ応えがあり、肉の代わりとしてベジタリアンなどから好まれています。
ハムのようにスライスして、サンドイッチやサラダの具材としても使えるそうです。
さらにPlanit PODでは大豆ではなく、ひよこ豆を材料にテンペを造るため、大豆アレルギーにも対応しています。
以上のように、Planit PODを使えば、手軽にベジタリアン料理の具材になるテンペが簡単に作れるようになります。
すべてのステップが自動化されているため、Planit PODは効率的な発酵チャンバー(発酵に適した温度にできる容器)となるでしょう。
自家製の発酵食品で本格志向の飲食店に

Planit PODのような器具を使い、自家製の発酵食品を提供する飲食店は、差別化だけでなく、コアな層に支持されるはずです。
理由は、自前で発酵食品を作っている飲食店は多くないからです。
簡単に作れるヨーグルトであっても、仕入れている場合がほとんどではないでしょうか。
発酵食品は、腸内環境の改善など、健康に多くのメリットをもたらすことが知られています。
したがって、自家製の発酵食品を作って提供している店があれば、本格的な健康志向やベジタリアン料理を求める人には魅力的に見えるはずです。
今回発表されたPlanit PODは、手軽に発酵食品を製造できるため、こだわりを求める層には強い訴求力を持つのではないでしょうか。
作れるのが日本人には馴染みのないテンペであるため、実感が湧きにくいかもしれません。
しかし、納豆や味噌を自家製で作る本格和食の飲食店があったら、行ってみたいと思う人は少なくないはずです。
飲食店で自家製の発酵食品が提供できるPlanit POD

5月8日、業務用厨房機器メーカーのWaringが、飲食店でテンペを作れるPlanit PODを発表しました。
スタートアップのPlanit Proteinとの提携により誕生したPlanit PODは、大掛かりな設備を必要とせずに、飲食店のキッチンで発酵食品が製造できる厨房器具です。
本来、発酵プロセスの管理には、高い技術や経験が必要であり、カンに頼る部分もあります。
しかし、Planit PODは、毎回均一に発酵ができるように、厳選されたソフトウェアを備えており、手軽に手間なく発酵食品を作ることができます。
レストランテックの分野では、デジタル化やAI活用が注目されますが、自家製の発酵食品を作れる器具も、飲食店のオリジナリティの追求や新規顧客開拓に役立つツールとなるでしょう。
参考サイト









































