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2024.03.22

飲食店の収益構造を改善する 大注目の予約手数料モデル! 「TableCheck FastPass」

飲食店のDX「はじめの一歩」

飲食店向け予約・顧客管理システムを開発・提供する株式会社TableCheckが、大注目の新サービスをスタートさせた。飲食店を利用するお客が予約手数料を負担して予約する「TableCheckFastPass(テーブルチェック ファストパス)」だ。

予約困難店や行列店では、余分に支払ってでも利用したいというお客が訪日客を含めて多数存在する。そうした需要に対応する予約手数料モデルだ。手数料は1人当たり「+500円」「+1000円」…など店側が自由に設定。予約手数料分は店舗とTableCheckのレベニューシェアとなる(割合は非公開)。

この予約手数料モデルは、導入する飲食店の収益構造を大きく改善できる。需給バランスに応じた予約手数料を設定することで利益を最大化できるからだ。

「余分に支払ってでも利用したい」という需要に応えるサービスであるため、商品の単純値上げより客離れの心配も少ない。ディズニーランドやUSJで多くの来場者に利用されている有料ファストパスと同種のサービスだ。

実際、先行モデル店として昨年11 月からTableCheck FastPassを導入した『銀座 八五』でも非常に好評だという。

※左)上質感のある佇まいで、客席はカウンター6席。予約は12時30から30分単位で15時スタートまでの計6回分を受け付ける(土日は15時30分スタートまでの7回分)。右)鴨ガラや鶏、昆布などで作ったベースのスープに、生ハムを加えて仕上げる独自のラーメンスープ。かえし(タレ)を使わないのも特徴だ。写真は「特製中華そば」1600円。

「時間をお金で買えることに価値を感じているお客様が多いようです」と店主の松村康史氏は話す。同店は元フレンチシェフの松村氏が開発した斬新かつ絶品のラーメンが大評判。連日、最大6時間待ちの行列ができていたが、並ぶ人の身体的な負担も心配だったことから、TableCheck FastPassの導入を決めた。予約手数料は500円に設定。予約は午後(12時30分~)のみ受け付け、午前中は従来通り、予約無しで食べることができるようにした。

※左)店主・松村康史氏。右)ネット予約の画面。無用なトラブルを避ける注意事項を明記した上で、希望の日時と人数の予約を受け付ける。

現在、毎週土曜日の午前9時に公式予約ページで一週間分の予約枠を開放し、2~3分ですべて埋まる。「ラーメンは日常食なので、予約手数料も1000円ではなく500円にしました。それでも材料費や人件費に充てられるので、とても助かっています」(松村氏)。ネット予約の約6割は外国人客で、インバウンド獲得にも大きく貢献。事前に予約手数料を支払ってもらうため、キャンセル被害を減らせるのもTableCheck FastPassの利点だ。

銀座 八五

鴨や鶏をベースに貝柱やしいたけなどを組み合わせた深い旨味を感じられるスープ。仕上げに生ハムを加えることでタレがなくともコクのある塩味を楽しめる上品な口当たりに仕上げました。透き通った黄金のスープを真っ白な器と蓮華で美しくお召し上がりいただけます。
https://www.tablecheck.com/ja/shops/ginza-hachigou/reserve

株式会社 TableCheck (テーブルチェック)

「Dining Connected 世界中のレストランとゲストをつなぐプラットフォーム」をミッションに事業をグローバル展開する。 現在展開している主なプロダクトは、飲食店向け予約・顧客管 理システムと、ユーザー向け飲食店検索・予約ポータルサイト。 飲食店向け予約・顧客管理システムは、18言語に対応しており、 世界40か国以上の約1万店舗の飲食店に利用されている。
https://www.tablecheck.com/ja/join/

亀高 斉

企画/編集/ライター

1968年生まれ。岡山県倉敷市出身。明治大学卒業後、1992年に㈱旭屋出版に入社し、1997年に飲食店経営専門誌の「月刊近代食堂」の編集長に就任。以来17年間、「近代食堂」編集長を務め、中小飲食店から大手企業まで数多くの繁盛店やヒットメニューを取材。2016年に独立し、フリーとして活動。取材・執筆の他、書籍の企画・編集も手掛けている。趣味は将棋。

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