
2024.02.12
一体化したホスピタリティの実現!デジタル化で飲食業界が迎える新しいサービス
海外飲食DXニュースデジタル化で業界をつなげれば、レベルの違う快適なサービスが実現します。
2024年2月7日、飲食店向けにプラットフォームを提供しているToast(トースト)社がChoice Hotels International(チョイス・ホテルズ・インターナショナル)との提携を発表しました。
同社の高級ホテルブランド(CambriaとRadisson)にToast社のプラットフォーム「Toast for Hotel Restaurants」を導入し、宿泊と飲食をつないで一体感のあるホテルサービスを実現します。
この提携で、顧客満足度の高い快適なサービスが実現するでしょう。
つまり、店内や自社の業務効率化のために普及が進んでいるプラットフォームを活用すると、規模の大きなホスピタリティサービスの提供が可能になってきているといえます。
高級ホテルがToastプラットフォームで飲食店と一体感のあるサービスを提供

今回の提携でホテルスタッフは、別会計だったサービスを宿泊料金に加えることが容易にできるようになります。
つまり、ホテルスタッフが飲食のメニューやマッサージを勧めて、宿泊サービスを含めた施設全体の売上に貢献が可能です。
サービスを受ける宿泊客は、ホテルとホテルレストランの一体感を高めたサービスを受けられるため、より快適なおもてなしを実感できるでしょう。
これはToast社のプラットフォーム「Toast for Hotel Restaurants」で、ホテルのPMC(宿泊管理システム)と統合されることで実現します。
一見すると、大したメリットがないように感じるかもしれません。
しかし、言い換えるとホテルスタッフが飲食店のホールスタッフと、業務が兼任できるようになるわけです。
もちろん、宿泊客から飲食に関する注文をホテルスタッフが取り次ぎ、キッチンに確認して折り返し、宿泊客に了承を取る手間も不要になります。
また、今回の提携でプラットフォームを導入予定のCambriaとRadissonの2つの高級ホテルは、ソフトだけでなくハード面でもToast社の製品を現場に投入します。
具体的には、サーバーとバーテンダー用に「Toast Go 2 ハンドヘルドPOS」や「Toast Mobile Order & Pay」などの端末を導入。
他にも、注文の受け取り準備ができたことを宿泊客にテキストメッセージで送信するKDS(キッチン・ディスプレイ・システム)など、裏方の効率を高めることにも重点が置かれています。
まとめると、宿泊客に飲食と宿泊を1つにまとめた快適なサービスが提供し、スタッフの業務負担軽減と効率化が実現します。
Toast for Hotel Restaurantsでホテルのホスピタリティが向上

Toast社のプラットフォーム「Toast for Hotel Restaurants」は、ホテルのPMC(宿泊管理システム)に統合され、飲食の注文情報の追加が容易になります。
そのため、ルームサービスやテイクアウト、ラウンジでの注文で担当のスタッフを待つことなく、一体感のあるおもてなしが実現します。
宿泊客の氏名、または部屋番号で宿泊客を検索し、宿泊代にまとめることが可能です。
また、宿泊客の注文情報は、ホテルのPMS にリアルタイムに同期されるため、フロントデスクも情報の把握が容易になり、気の利いた接客サービスが可能になるでしょう。
また、Toast社の提供する端末「Toast Go」を使用すれば、ホテルのどこからでも注文の受け取りができます。
そのため、少ないスタッフで効率的に運営をしながら、サービスの対応スピードの向上が可能です。
ホテルレストランは、Toast for Hotel Restaurantsのようなプラットフォームを導入することで、店内のデジタル化だけでなく、今までより満足度の高いサービスも提供可能になるでしょう。
飲食DXでフードサービスを含めた大きな括りでサービスが可能に

今回のように、プラットフォームで他の業界との壁を無くすことで、一体感のある快適なサービスが提供可能になります。
つまり、店舗だけ、自社だけに捉われてデジタル化を推進していくだけでなく、他の業界との連携も視野に入れて進めていくことで、新しい可能性が広がります。
2024年現在の日本では、ホテルのレストランで食事を取る場合、予約を取るためにフロントに電話して、確認のために待たされることも珍しくありません。
また、ホテルに入っている飲食店が別会計であることが当たり前です。
他にも、以下のようなケースを考えてみてください。
テーマパーク内の飲食店
フェリーなどの客船内のレストラン
空港内の飲食店や売店
映画館内にある売店
これらの組み合わせでは、それぞれに別会計で処理がされており、私たちは別個のサービスとして認識しています。
しかし、今回のToast社とホテルのようにプラットフォームでつなぐことができれば、一体感のある規模の大きなホスピタリティサービスが提供できます。
つまり、食事込み、娯楽込み、宿泊込みといった“ホスピタリティ・フルサービス”と呼べるような快適なおもてなしが可能になるのではないでしょうか。
デジタル化でホテルと飲食業界をまとめる次元の高いサービスを実現

2月7日、Toast社がChoice Hotels Internationalと提携を発表し、CambriaとRadissonの2つの高級ホテルにプラットフォームを導入して、飲食とホテルをつなぎます。
導入されるToast社のToast for Hotel RestaurantsでホテルのPMCと統合され、飲食の注文が宿泊客の情報とリンクします。
その結果、宿泊客は、ホテル内のどこにいてもホテルレストランへの注文が可能にあり、ホテルスタッフは端末から簡単に注文が受けられます。
2024年現在では、ホテル内の飲食店やバーは、宿泊とは別会計が一般的です。
しかし、両者をプラットフォームでつなぐことで、今までより大きな括りのホスピタリティが提供できます。
したがって、サービス自体の規模の拡大に伴って、利用客の満足度が高くなるのではないでしょうか。
Cambriaホテルでは2025年夏までに、Radissonでは2026年初頭までにToastのプラットフォームを導入する予定です。
来年には一体化したホスピタリティサービスの魅力が見えてくるでしょう。
原文
Toast Restaurant Technology Selected by Choice Hotels as Brand Standard for Two Upscale Brands
参考サイト












































