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2025.01.08

AIで最適な発注を可能にする 「HANZO 自動発注」。導入した 『串カツ田中』でも大きな効果! 

飲食店のDX「はじめの一歩」

生鮮品から加工品、調味料、ドリンクまで様々な品目を取り扱う飲食店の仕入れの発注業務は、日々多くの時間と労力を要する。しかも、勘頼りの発注だと欠品による機会損失や過剰発注によるロス発生が起こりやすく、業績にも大きく影響する。
AIを搭載した需要予測型の自動発注クラウドサービスで、これらの課題を解決するのが㈱Goalsの「HANZO 自動発注」だ。

「HANZO 自動発注」は、既存の業務システムや発注システムと自動連携して仕入れの発注業務を代行。現場が既存のシステムとの連携などを意識する必要がない。

POS(各メニューの売れ数)やレシピ(各メニューの食材の使用量)から理論在庫を算出し、過去の売上(例えば曜日ごとの売上)や予約状況、天気予報を踏まえてAIが需要を予測。AIは学習しながら理論在庫や需要予測の精度を高め、欠品やロスを最小限に抑える最適な発注の自動化を実現する。最適な発注のために“理論と実際”のズレを補正する機能も強化。盛り付けのオーバーポーションなどでズレが生じやすい食材は、「理論在庫と実際の在庫が合っているかどうかの確認」をAIが適宜指示するのである。「HANZO 自動発注」で発注業務を自動化すれば、必要な業務は指示された一部食材の在庫カウントだけになり、誰でも短時間で行なえる。この標準化・効率化の効果が大きいことから、大手外食企業でも導入が進んでいる。

『串カツ田中』を333店舗(2024年9月末)展開し、「全従業員の物心両面の幸福」のために生産性の向上に注力する㈱串カツ田中ホールディングスも、「HANZO 自動発注」を導入。中でもいち早く使いこなし、他の店長にアドバイスもしている加藤未来店長は、「慣れるまで少し時間が必要ですが、最近では30分かかっていた発注が30秒で終わることもあります。その余力をスタッフ教育などに回しています」と話す。

『串カツ田中』は食材の使用品目が少なくないが、「HANZO 自動発注」では一部食材の在庫カウントだけを行なえばよいため、発注業務の時間や労力を削減できる効果が大きい。「HANZO 自動発注で人の感覚に頼らなくてよくなると、発注業務に関する教育もかなりラクになります」と井口喜人ゼネラルマネージャーは話す。

同社は2024年3月から全国5拠点に提携物流センターを据え、店舗への納品回数を減らして物流コストとCO2の両面を削減。それによって発注は翌々日まで含めての計算となり、予測の難易度が高まったが、発注から納品にかかる日数なども加味して発注量を計算する「HANZO 自動発注」が、その点もカバーしている。

株式会社串カツ田中ホールディングス

大阪の食文化「串カツ」を、伝統のレシピをもとに親しみある大衆食堂の雰囲気で楽しんでいただける専門店です。
/品川区東五反田 1-7-6 藤和東五反田ビル 5F
https://kushi-tanaka.co.jp/about/

株式会社Goals

「食品産業の、ロスをなくす。」をミッションに掲げ、食品産業サプライチェーンの利益構造の改善を目指している。現在は、まず外食産業の改革に着手。飲食店の発注を自動化する「HANZO 自動発注」を2020年に提供開始して以降、「HANZO 人件費」や「HANZO 発注AIアシスト」などをラインアップに加え、「HANZO」シリーズの新サービス提供や機能追加を行なっている。
https://goals.co.jp/


亀高 斉

企画/編集/ライター

1968年生まれ。岡山県倉敷市出身。明治大学卒業後、1992年に㈱旭屋出版に入社し、1997年に飲食店経営専門誌の「月刊近代食堂」の編集長に就任。以来17年間、「近代食堂」編集長を務め、中小飲食店から大手企業まで数多くの繁盛店やヒットメニューを取材。2016年に独立し、フリーとして活動。取材・執筆の他、書籍の企画・編集も手掛けている。趣味は将棋。

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