FoodDeployのロゴ

ほぼ毎日更新!!飲食店のDXを後押しするWEBマガジン

2023.05.10

ドミノ・ピザが車内から注文できるApple CarPlay用のアプリをリリース 

海外飲食DXニュース

2023年4月10日、アメリカのドミノ・ピザは、ドライブスルー利用客の待ち時間を短縮するため、車内から注文できるApple CarPlay用のアプリを発表しました。

注文はナビ画面をタップするか、オペレーターとの会話で行う方法を選択できます。

顧客は車内から先に注文することで、ドライブスルーでの待ち時間をほぼゼロにすることが可能です。

同社では、持ち帰りの売上が14.3%増となっており、アプリを通じたドライブスルーの売り上げ拡大を狙っています。

また、スマホとオンライン決済の普及により、車内で買い物をする「自動車eコマース市場」が注目を集めています。

今回のドミノ・ピザのアプリは、単なるドライブスルーの効率化に留まらず、飲食店の新たな注文方法として広がっていくかもしれません。

車内からドミノ・ピザを注文できるCarPlay用アプリ

車内からドミノピザを注文できるCarPlay用アプリ

出典:Introducing Domino's® on Apple CarPlay®: The Easiest Way to Order Pizza on the Go

今回の発表により、ドミノ・ピザはアメリカで初めて車内から注文ができるピザのクイックサービス・レストラン企業となりました。

CarPlayに対応した自動車であれば、ナビ画面から電話やメッセージの送受信が可能ですが、これからはドミノ・ピザを注文することもできます。

主な手順は以下のとおり。

  1. iPhoneにドミノ・ピザのアプリをインストールしてプロフィールを作成

  2. CarPlayからドミノ・ピザのアプリを操作

  3. 「Tap to Order」または「Call to Order」のいずれかの方法からピザを注文

同社によれば、既存店の売上の40%は持ち帰りが占めており、その注文数はアメリカ全体の注文の半分以上に達しているとのことです。

スマホの普及で車内から飲食店へ注文

ナビ画面で注文方法を選ぶ

出典:media.dominos.com

今後、ドミノ・ピザのアプリのように、車内から飲食店に注文する方法が一般的な選択肢となる可能性が高まっています。

オンライン注文によって、飲食業界でもデリバリーやお持ち帰りが売り上げの一部を占めるようになりました。

こうしたインターネットを通じた取引のことを「eコマース」と呼びます。

通常eコマースはAmazonや楽天市場などのオンラインショッピングを指すことが多いですが、フードデリバリーも含まれています。

そして、車内からアプリを利用した買い物を「Automotive E-Commerce(自動車eコマース)」と呼び、成長が期待されている市場です。

2031年まで成長が見込まれる自動車eコマース

車内で買い物をする自動車eコマース

市場調査レポートを発行するAllied Market Research(アライドマーケットリサーチ)社は、2022年1月に「Automotive E-Commerce Market by Components」を発表しました。

このレポートによれば、2021年時点で世界の自動車eコマース業界は386億7000万ドルを占め、2031年までには1762億4000万ドルに達する見込みです。

また、年間成長率(CAGR)は17.5%と予測されています。

要するに、オンライン決済とアプリの普及で車内での買い物が一般的な方法として浸透していくでしょう。

今後は他の飲食店でも、車内から注文できるアプリが広まる可能性が高いです。

アプリでドライブスルーを効率化

ドライブスルーで注文をすぐに受け取る

出典:media.dominos.com

4月10日、アメリカのドミノ・ピザは、ドライブスルーの待ち時間解消のため、自動車からピザを注文できるApple CarPlay用のアプリを発表しました。

利用客は先にアプリから注文を済ませ、店に到着したらピザをすぐに受け取れます。

オンライン注文とスマホの普及により、車内から小売店や飲食店に注文をする「自動車eコマース」が注目されつつあります。

持ち帰りが多い飲食店では、今後の売り上げ拡大の方法として重要になってくるでしょう。

参考サイト

Introducing Domino's® on Apple CarPlay®: The Easiest Way to Order Pizza on the Go

Automotive E-Commerce Market to Reach $176.24B Globally by 2030

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

記事をシェアする