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2023.02.16

デジタルカフェテリアを提供するZerocaterがシリーズCで1,500万ドルを調達

海外飲食DXニュース

2023年2月16日、AIを活用してデジタルカフェテリアを提供するZerocater(ゼロケーター)は、シリーズCの資金調達で1,500万ドル(約20億1100万円)を調達したと発表しました。

同社は、企業の従業員向けに昼食や軽食などを提供するケータリング・サービスを展開しています。

企業の中には業者と提携し、ランチや軽食販売を従業員への福利厚生の1つにしている場合があります。

しかし、用意されているメニューが好みではなかったり、おいしくなかったりと魅力的な福利厚生とはいえない場合が珍しくありません。

しかし、ZerocaterはAI分析を活用し、個々のニーズに合わせたメニューを提案し、従業員が満足する食事や飲み物を提供します。

デジタルカフェテリアの拡大に向け資金調達

デジタルカフェテリアに向けた資金調達

2023年2月現在、Zerocaterはアメリカのニューヨークやベイエリアなどでサービスを提供しており、今回の資金調達を通じてエリアの拡大とAI分析の向上を計画しています。

また、今後は新たにカナダの10都市に進出予定です。

今回の資金調達はCleveland Avenue LLC(クリーブランド・アベニュー LLC)とRemus Capital(リーマス・キャピタル)の主導で行われました。

デジタルカフェテリアは、企業に勤める従業員がオフィス内で好みの飲み物や食事を気軽に楽しめるサービスです。

今後エリア拡大に伴い、このサービスを導入する企業も増えることが期待されます。

Zerocaterのデジタルカフェテリアで生産性がアップする

生産性がアップするデジタルカフェテリア

従来のカフェテリアと、Zerocaterのデジタルカフェテリアの最大の違いは、オフィスで働く従業員の好みを反映できる点です。

Zerocaterは、ゴーストキッチンや飲食店を含む450以上の業者と提携して、オフィスで働く従業員のニーズに応えられるメニューを用意しています。

好みの飲食物が注文できるため、オフィスで働く従業員の満足度も高くなり、同時に生産性やモチベーションの向上につながるとして、多くの企業から支持されているそうです。

注文はZerocaterのアプリから行われ、注文された飲食物はZerocaterのスタッフが従業員のオフィス前まで届けます。

このサービスにより、従業員は外出せずに好みの飲食物を楽しむことができます。

企業向けには、食事補助金機能が提供されており、企業は従業員の飲食代をどの程度補助するかが調整可能です。

特に社内にカフェテリアを持つ余裕はないものの、従業員に食事補助の福利厚生を提供したい企業にとって重宝する機能といえるでしょう。

個人の好みが反映されるデジタルカフェテリアの仕組み

好みが反映されるデジタルカフェテリア

デジタルカフェテリアの魅力的なメニューを作るためZeroCaterは、注文をAIに分析させて、個人の好みに合わせたメニューを作成、提供しています。

また、AIに料理を評価させ、すべての注文データを追跡し、将来的に選ばれやすい適切な料理を予測します。

その結果、注文するアプリは個人の好みに合わせて70種類の日替わりメニューと、10種類以上の定食が用意されているそうです。

現在、提供しているデジタルカフェテリアは以下の2つ。

  • Cloud Cafe(クラウド・カフェ)

  • Hybrid Cafe(ハイブリッド・カフェ)

そこに新しくManaged Cafe(マネージド・カフェ)が追加されます。

Managed Cafeは、事前予約制でメニューと量が決まったビュッフェスタイルの食事を提供するサービスです。

いずれZeroCaterは、従業員の好みに合わせてカスタマイズされた昼食や飲み物、ビュッフェをオフィスに提供するケータリング企業になる

ケータリングとAI分析を組み合わせオフィスの魅力を高める

オフィスの魅力を高めるZerocater

デジタルカフェテリアを展開するZerocater(ゼロケーター)は、シリーズCの資金調達で1,500万ドルを確保しました。

同社は、企業のオフィスに務める従業員に好みの飲み物や食事が楽しめるサービスを提供しています。

従業員はZerocaterのアプリから食事や飲み物を注文し、料金の一部を企業が負担します。

魅力的なメニューになるように、AI分析を行って個人の好みに合わせたラインナップを提供するため、今までのカフェテリアとは異なる魅力的なサービスです。

単なる福利厚生だけでなく、従業員の生産性やモチベーションの向上にもつながるでしょう。

参考サイト

The Best Corporate Catering Cafeteria & Office Meal Provider | Zerocater

We've Raised Our Series C To Build The Future Of Corporate Catering & Cafeterias

Zerocater raises $15M as demand heats up for flexible in-office food services • TechCrunch

Zerocater raises $15M for AI-powered 'cafeteria replacement'

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

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