
2025.10.28
「カンタンがいちばん」で変える飲食店DX──ユビレジが描く次世代POS戦略と現場支援の形
国内飲食DXニュース「いかに飲食店さんに儲けていただくか、いかに得していただくか」
そう語るのは、株式会社ユビレジ取締役の白砂 晃(しらまさ あきら)氏。
iPad POSレジのパイオニアとして業界を牽引し続ける同社は、単なるレジシステム提供者にとどまらず、飲食店のDXを伴走するパートナーへと進化を遂げています。

株式会社ユビレジ取締役 白砂 晃(しらまさ あきら)氏
2010年に世界でもいち早くiPad POSレジをリリースしてから15周年。
その揺るぎないブランドコンセプト「カンタンがいちばん」のもと、高難度のエンタープライズ領域へ本格的に挑むユビレジの戦略と、現場目線のDX実現への想いに迫ります。
「現場の辛さ」から誕生した、簡単操作へのこだわり
ユビレジが生まれたきっかけは、現場のリアルな課題でした。
起業のきっかけは、社長の木戸が学生時代に経験したアルバイトです。レジ操作の大変さを痛感し、「これをiPadに入れられないか?」と考えたことから、ユビレジが生まれました。
この創業の原点から、ユビレジはUI/UXの簡単さに徹底的にこだわってきました。白砂氏は、「飲食店さんでも最近だとスキマバイトとして一時的に働く方もいらっしゃる。そんな方々でも無理なくレジを打てるぐらい、UIがUXが簡単な設計にしよう」という点を、サービスを提供する上で最も大切にしていると強調します。
この「使いやすさ・簡単操作」という強みは、常に人手不足に悩む飲食業界の現場から、これまでも高い評価を得てきました。
ユビレジが提供する「シームレスな体験」
ユビレジは、POSレジとしてのコア機能に加えて、多様なサービスを全て自社開発し、シームレスに連携させています。
ユビレジ:iPadを中核としたPOSレジ機能。安価で導入可能。
ユビレジ ハンディ:iPhoneなどを使用したオーダーエントリーシステム。従業員のオーダー業務を効率化。
ユビレジ QRオーダー&決済:お客様自身のスマホから注文・決済を完結。非接触とオーダーミスの防止に貢献。

このシームレスな連携こそがユビレジの大きな特徴であり、現場のスタッフはレジ打ちからオーダーテイク、決済まで、ストレスなく一連の業務を完了できます。
システム課題を抱える企業への、新しいアプローチ
ユビレジが現在注力する多店舗展開を行う企業では、長年使われてきたオンプレミス型(サーバー設置型)のレガシーシステムからの脱却が大きな課題となっています。
「多くの企業が、導入にコストのかかるレガシーシステムを使い続けています。システムは老朽化し、当時開発に関わった技術者は既に社内にいないケースもあります。少しでもシステムを触ると全体が崩壊しかねない『技術的負債』が積み上がっているのが実情です」
こうした状況で、現場のニーズに応える新しいDXツールを入れたいと思っても、既存のシステムを「すべて入れ替える」コストとリスクが経営の足かせとなります。
ユビレジは、この困難な課題に対し、単なるPOSシステム提供者としてではなく、システム課題解決の伴走者として向き合っています。
「カンタンがいちばん」のPOSが、複雑なシステムをつなぐ強み

ユビレジが提供する大規模導入に特化したサービス「ユビレジエンタープライズ」は、このレガシーシステムの壁を乗り越えるための柔軟なアプローチを可能にしています。
「私たちの最大の強みは、価格競争ではなく、既存のシステムを生かしながら、柔軟に『つなぎ込む』拡張性にあります。ERP(統合基幹業務システム)や受発注システムなど、お客様の既存の仕組みを無理にすべて変えるのではなく、私どものクラウドPOSをそこに柔軟につなぎ込み、必要な部分だけをDXできるアプローチを取っています」
この柔軟な「つなぎ込み」の姿勢は、多くの企業に評価されています。
例えば、DDグループでは、買収によって異なるシステムが混在していた状況に対し、ユビレジがPOS側を統一し、既存のERPを活かしながらデータの一元管理を実現しました。
その他にも、モンテローザや生活協同組合連合会大学生協事業連合(大学生協事業連合)でも導入が進んでいます。
成果を生む「緻密な伴走」と、導入後の手厚いサポート
多店舗展開を行う企業におけるシステム刷新は、緻密なサポート体制によって支えられています。

白砂氏によると、「大型のシステム導入においては、必ずリスクを懸念する声が出ます。私たちは、意思決定者から現場の責任者まで、関係者一人ひとりに丁寧にアプローチし、『何かあっても私たちが責任をもって伴走します』という姿勢を伝えます」とのこと。
時間をかけて信頼関係を築き、導入後も専任チームによる手厚いサポートを継続することで、確実に成果を生み出しています。
ユビレジがコミットする、飲食店経営の「儲け」と「得」
設立15周年を迎えたユビレジは、これからも「カンタンがいちばん」という哲学のもと、飲食店のDXを牽引し続けます。
「私たちが目指すのは、単なるシステム提供者ではなく、飲食店経営の最も頼れる伴走者です。人手不足、コスト高、複雑なシステム。これらの課題に対し、ユビレジが持つ柔軟なカスタマイズ性と、最新テクノロジーを駆使した安定性をもって、ビジネスを力強く支えて行きたいと思います。」
「難しい」を「カンタン」に変える力で、ユビレジは飲食業の未来を動かし続けます。
株式会社ユビレジ
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目51-10 PORTAL POINT HARAJUKU
事業内容:iPadを活用したSaaS型POSシステム「ユビレジ」の開発・提供
サービスサイト:https://ubiregi.jp/
お問い合わせ:https://ubiregi.jp/contact

山澤修平
一般社団法人レストランテック協会
代表理事
1980年北海道生まれ。携帯電話販社大手「コネクシオ株式会社」にて、営業戦略など様々な業務に携わり、その後、農業ITベンチャー「株式会社ファームノートでCSMの構築、営業拠点の立ち上げを行う。現在は日本最大のレストランテックコミュニティ「RT_Meetup」を主催する一般社団法人レストランテック協会の代表理事、一般社団法人日本飲食業経営審議会の理事、数多くのテックベンダーのセールスマーケティングの顧問業などに従事。全国各地の飲食経営者と生産者とテクノロジー企業をつなげる為、ホテル暮らし中心のアドレスホッパー生活を送っている。著書 同文舘出版「これからの飲食店DXの教科書」(2022年)













































