
2024.05.13
チェックメイトがボイスバイトを買収:音声AI追加で飲食店用の一括管理プラットフォームが実現
海外飲食DXニュースオンライン注文、電話注文の自動対応、データ分析など、それぞれに別のソフトウェアが必要でしたが、単一のプラットフォームで処理ができます。
2024年5月8日、レストランテックサプライヤーのCheckmate(チェックメイト)は、VoiceBite(ボイスバイト)の買収を発表しました。
具体的な買収金額や契約条件は明らかにされていないものの、この買収でCheckmateは音声AIソリューションを自社に組み込みます。
同社は、飲食店向けにPOSと連携するプラットフォームを提供し、オンライン注文やケータリング、財務管理などを一つのサービスで対応できるようにしています。
そのため、飲食店はCheckmateのプラットフォームを導入すれば、大抵のデジタル化やオンライン化が可能です。
さらに今回の買収により、電話注文やドライブスルーなど音声を使うサービスにも対応ができます。
いずれは、PCのOSであるWindowsのように、複数の機能を1つにまとめたプラットフォームで飲食店のデジタル化、自動化ができるようになるでしょう。
音声AIの追加で飲食店の電話対応が自動化

Checkmateのサービスに音声AI機能が追加されると、飲食店は電話での注文や予約を自動対応できるようになります。
音声AIによる自動対応と聞くと、ロボットのような単調で無機質な声をイメージするのではないでしょうか。
ところが、VoiceBiteの音声AIは、気さくで親しみやすい店員の声を模倣しています。
導入の手順もシンプルであり、電話が音声AIに転送されるように設定し、POS に接続するだけです。
番号を変更する必要もなく、既存の電話回線で動作します。
また、VoiceBiteの音声AIには、顧客の注文に対してサイドメニューをおすすめするアップセルエンジンが備わっています。
この機能は、追加注文に至る率(コンバージョン率)が最も高いアイテムをおすすめするように調整されており、単に音声で自動対応するだけでなく、顧客単価を上げることも可能です。
したがって、今後Checkmateは飲食店向けに他のサービスと並行して、自動対応の電話注文とドライブスルーのソリューションも提供するでしょう。
社名をCheckmateに変えてレストランテック総合サプライヤーに

今回の買収により、Checkmateは名実ともにレストランテックの総合サプライヤーに進化したといえます。
実は、買収に先立って5月6日に、社名をItsaCheckmateからCheckmateへと変更し、続いて8日にはVoiceBiteの買収を発表しました。
このため、単なる社名変更以上の意義があり、飲食店に必要なサービスのほとんどを提供できるようになったといえます。
Checkmateのプラットフォームには、多岐にわたる機能があり、一部を列挙以下のとおりです。
ホームページ作成
アプリ開発
オンラインおよびモバイルアプリ注文
キオスク
ケータリング
ロイヤルティプログラム
財務報告ツール
顧客データ分析
これらの機能に、VoiceBiteの音声AIが追加され、2024年第4四半期に提供される予定となっています。
この統合により、Checkmateのプラットフォームがオールインワンのソリューションとなり、店舗経営にも必要になっていくはずです。
デジタル化や自動化を推進するだけでなく、飲食店の固定費や人件費を削減し、売上向上に貢献できるからです。
いずれ、経営状況を把握する際に、不可欠なツールとしての役割を果たすことでしょう。
忙しい店こそ音声AIで電話の自動対応

行列ができる店やピークタイムに注文が集中する飲食店ほど、音声AIの活用が必要です。
多くの飲食店では、電話対応は重要であると認識されているものの、現場のオペレーションの足かせになっている場合も珍しくないからです。
特にピークタイムの電話対応は、十分にできない場合も多く、これが機会損失につながるため、音声AIによる自動対応が有効な対策ではないでしょうか。
大手とは異なり、小規模な飲食店では、電話予約や注文のために専属のオペレーターを置くことはできません。
しかし、音声AIであれば育成も不要であり、自動対応してくれます。
国内でも電話の自動対応のために音声AIの導入が広がっています。
ホームページにチャットボットを搭載するのが増えているように、いずれは飲食店の電話対応は音声AIが当たり前になるでしょう。
Checkmateが飲食店向けの総合プラットフォームを提供開始

5月8日、CheckmateがVoiceBiteの買収を発表し、自社のプラットフォームに音声AIを追加します。
この機能追加により、Checkmateはオールインワンプラットフォームが提供可能になり、導入すれば効率的な飲食店経営に必要な機能がほぼ揃っています。
従来のように、オンライン決済やデータ分析などの異なるタスクをこなすために、ソフトウェアを個別に揃える必要がありません。
同時に、顧客には電話、オンライン、フードデリバリーなどの異なる注文方法であっても均一なサービスを提供できます。
今回の買収によって、一つのプラットフォームで飲食店のデジタル化と効率化が一気にできるようになったため、業界内のデジタルトランスフォーメーションの推進につながるでしょう。
参考サイト
Checkmate | Powerful ordering solutions for busy restaurants











































