
2025.07.25
AI時代のMEO戦略!Uberallが切り拓く飲食業界の“次の集客”
国内飲食DXニュース「AI検索時代において、飲食店の“発見され方”は大きく変わります」 そう語るのは、Uberall日本総代理店である株式会社リカバリーの原口氏。

2013年にドイツで創業し、世界150万以上の拠点を管理するSaaS「Uberall(ウーバーオール)」は、グローバルでマクドナルドやKFCなども導入するローカル検索ソリューション。日本では、全中(全国農業協同組合中央会)や海外すき家などが導入し、特に多店舗展開企業から注目されている。

米国はGoogle MapにGemini(AI)が搭載開始している
口コミ返信、投稿管理、そしてAI最適化
Uberallの強みは、Googleビジネスプロフィールをはじめとした国内28の主要メディアへの一括投稿・情報管理が可能な点。
なかでも注目は、口コミへのAI自動返信機能だ。OpenAIと連携し、ポジティブ・ネガティブ問わずあらゆるレビューに最適な返信文を生成する。英語・中国語・韓国語など多言語にも対応しており、インバウンド対応としても有効だ。
さらに、投稿説明文のトーンもAIが自動調整してくれるため、ブランドに応じた柔らかさや丁寧さを保ったまま、発信業務を効率化できる。

AIが読み取る“メディア最適化”された情報とは?
現在、飲食店がAI検索(ChatGPT、Perplexity、Claudeなど)で“表示されるかどうか”が新たな競争軸となりつつある。

AI検索エンジンの例
Uberallはこれに対し、AIに読み取られやすい情報構造と投稿内容を、主要メディアに最適化して自動発信するという形で対応している。
「AIに“接続している”のではなく、“AIが読み取りやすい形”で情報を届ける。これがUberallの差別化ポイントです」(原口氏)
Google検索やマップにおけるAI概要表示(Google Gemini)が開始されたことで、事業説明文やレビュー要約がAIに読まれ、検索表示に大きく影響を与えるようになってきた。Uberallでは、こうした文書も英語・中国語を含めて多言語で自動生成・投稿できる機能を備えており、AI時代のMEO対策において先駆的な存在となっている。
成果事例:わずか4ヶ月でアクション1.9倍
Uberallを導入した新宿区の飲食店では、英語メニューや動画投稿、口コミ誘導の徹底を実施した結果、Googleビジネスプロフィール経由のアクション(経路案内、予約、メニュー閲覧など)が1.9倍に増加。
「口コミ対応と多言語対応の両輪で、インバウンド対策も自然に進みました」と原口氏は語る。こうした施策が、地域の同カテゴリ内でトップ評価を獲得する原動力となった。
AIによる検索が主流になりつつある今、飲食店の集客戦略にも“検索されやすさ”という新たな視点が加わった。そのなかで、Uberallは単なるMEOツールではなく、「AI時代のブランド発信基盤」ともいえる存在だ。
口コミも、メニューも、事業説明文も。すべてがAIに届く“情報”となる今、Uberallのような仕組みが、飲食店にとって欠かせないインフラになる日は近い。

山澤修平
一般社団法人レストランテック協会
代表理事
1980年北海道生まれ。携帯電話販社大手「コネクシオ株式会社」にて、営業戦略など様々な業務に携わり、その後、農業ITベンチャー「株式会社ファームノートでCSMの構築、営業拠点の立ち上げを行う。現在は日本最大のレストランテックコミュニティ「RT_Meetup」を主催する一般社団法人レストランテック協会の代表理事、一般社団法人日本飲食業経営審議会の理事、数多くのテックベンダーのセールスマーケティングの顧問業などに従事。全国各地の飲食経営者と生産者とテクノロジー企業をつなげる為、ホテル暮らし中心のアドレスホッパー生活を送っている。著書 同文舘出版「これからの飲食店DXの教科書」(2022年)













































