
2022.09.27
未来のフードデリバリー到来!ピザハット・カナダがServe Roboticsと手を組みロボット配達サービスをテスト
海外飲食DXニュースロボットによる無人の配達サービスの実現は、まだ先のことだと感じるかもしれません。
しかし、配達ロボットを使用したフードデリバリーサービスが実用化されつつあります。
2022年9月27日、ピザハット・カナダはロボット配達サービスのテストを開始すると発表しました。
このテストに使用されるのは、Serve Robotics(サーブ・ロボティクス)社の配達ロボットです。
同社はUber社と提携し、配達ロボットの実用化を進めているスタートアップです。
今後、大手企業によるロボット配達サービスの試験と実用化が加速するでしょう。
バンクーバーで期間限定のロボット配達サービスをテスト

ロボット配達サービスのテストが行われるのは、カナダのBC州バンクーバーのロブソン通り1725番地にあるピザハットです。
ただし、このテストは2週間という短期間のパイロットプログラム(導入試験)で行われます。
前述のとおり、配達ロボットはServe Robotics社製のデリバリーロボットが使用され、注文客はアプリからロボットの現在位置のチェックが可能です。
また、配達ロボットが近づいてきたら注文客に通知され、ロック解除用のコードを受信します。
注文客がこのコードを使用して配達ロボットの荷台を開け、注文したピザを取り出せば配達は完了です。
短期間とはいえ、カナダで行われる最初のロボット配達テストであるため、得られるノウハウが今後のロボット配達に活用されるでしょう。
配達ロボットで独立したServe Robotics

ピザハット・カナダと提携したServe Roboticsは、2017年にフードデリバリー企業Postmates(ポストメイツ)のロボティクス部門として設立されました。
その後2021年2月に、Serve Roboticsとして独立しUberやセブンイレブンなどから投資の支援を受けて、自動運転ロボットの開発と製造を成功させています。
Serve Roboticsの配達ロボットは、センサーで周りの物体を識別し、歩道を自律的に移動して目的地に到着できる性能を有しているそうです。
もちろん、安全な配達のためにオペレーターが配達ロボットを遠隔で監視しています。
つまり、オペレーターが監視しているとはいえ、配達ロボットによる無人フードデリバリーは実用レベルになっているといえるでしょう。
レベル4の自動運転を商用配達で実現したServe Robotics

Serve Roboticsは、2022年1月にレベル4の自動運転を初めて商用配達を達成した企業となりました。
レベル4の自動運転は、基本的に運転者が不要であり、人が操作することなく目的地まで安全に到着できるといわれています。
ただし、交通事故や交通渋滞など不測の事態が起きている場合は、オペレーターによる操作で走るルートを決定します。
そのため、オペレーターが不測の事態に対して的確な判断ができないといけません。
オペレーターが判断ミスをしたためServe社の配達中のロボットが、事件現場を通り抜けていく動画ががTwitterにアップされ、注目を集めました。
したがって、配達ロボットの自動運転には課題はあるものの、限定的な状況であれば業務をこなせるといえます。
フードデリバリーの無人化に向けてノウハウの蓄積が始まる

9月27日ピザハット・カナダは、配達ロボットを使用したデリバリーサービスのテスト運用を発表しました。
パイロットプログラム(試験運用)であるため、期間は2週間と短期間ですが、大手企業がフードデリバリーの無人化に向けてノウハウの蓄積を始めているといえます。
2022年9月の段階では、配達ロボットの自動運転にはまだ課題がありますが、実用的なレベルになりつつあるといえます。
今回のピザハット・カナダでの配達ロボットの試験運用も、今後のノウハウとして活用されるでしょう。
原典
Pizza Hut Canada Partners with Serve Robotics on New Door-to-Door Robot Delivery Service
参考サイト
Pizza Hut Serve Robotics Bring Robotic Pizza Delivery to Canada – IoT World Today
This robot crossed a line it shouldn’t have because humans told it to • TechCrunch
自動運転レベルとは?定義・呼称・基準は?(2022年最新版) | 自動運転ラボ
アイコン画像出典:Serve Robotics












































