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2025.10.03

Showcase Gigが描く、モバイルオーダーの未来と“体験価値”の再構築

国内飲食DXニュース

「注文体験をもっと滑らかにしたい」

そう語るのは、株式会社Showcase Gig 田端氏。ショーケース・ギグは、飲食店における“注文”の在り方を変えることに挑戦し続けてきた企業です。

モバイルオーダー黎明期からサービスを展開してきた同社は、単なるオーダーシステムにとどまらず、“注文体験”そのものをデザインする存在へと進化を遂げています。

お話しいただいた株式会社Showcase Gig 田端氏

「O:der ToGo」「O:der Table」「O:der Kiosk」シーン別に最適な体験を提供

ショーケース・ギグが展開する「O:der」シリーズは、利用シーンに応じて3つのプロダクトに分かれています。

1.テイクアウト・オーダリングプラットフォーム「O:der ToGo」

お客様自身のスマートフォンから事前注文・決済ができ、待ち時間ゼロのテイクアウト体験を提供します。

「導入店舗様からは“ピークタイムの混雑緩和”や“客単価の向上”といった声をいただいています。現場オペレーションにも良い影響を与えています」

「O:der ToGo」について詳しく見る

2.QRオーダー/テーブル注文システム「O:der Table」

店内での着席注文をスマホで完結。メニュー閲覧から注文・決済までを非対面で行えることで、オーダーミスやスタッフの動線負荷を軽減します。

「最近では、外国人観光客への対応として多言語対応を評価いただくことが多くなってきました。訪日客が増える中で、O:der Tableの役割もますます重要になってきています」

「O:der Table」について詳しく見る

3.デジタル化する店舗のための、次世代券売機「O:der Kiosk」

タッチパネル端末による完全非対面の注文・会計体験を提供。スタッフの省人化が求められる店舗において、大きな効果を発揮しています。

「例えばファーストフード業態など、回転率の高い店舗において“注文時の待ち”を削減できるのが大きいですね」

「O:der Kiosk」について詳しく見る

飲食業界に“合う”UIとは? こだわり抜いたプロダクト設計

田端氏は、「テクノロジーの導入は目的ではない」と話します。

「あくまで、“使ってみて自然”であることが大切なんです。業態や現場の文脈によって、必要とされるUIや機能は異なります」
ショーケース・ギグのプロダクトは共通デザイン基盤を持ちつつも、各店舗に最適化できる柔軟性を備えています。

業態や運用に合わせて画面や機能を柔軟にカスタマイズ

また、システムを導入して終わりではなく、運用定着までの伴走を重要視。導入後のサポート体制や分析機能にも力を入れており、数字に基づいた店舗改善が可能です。

AI時代の注文体験“使いやすさ”の先へ

現在、同社ではAIやLLM(大規模言語モデル)を活用した新機能の検証も進めています。「注文情報をもとにしたレコメンド機能など、テクノロジーの可能性はまだまだ広がっています」

さらに、注文情報とAIを掛け合わせたマーケティングの自動化も視野に入れているとのこと。技術と現場をつなげる発想が、ショーケース・ギグの強みです。

飲食業界の当たり前をアップデート

ショーケース・ギグは、これまで多くの大手飲食チェーンに対し、プロダクトとノウハウの両輪で支援をしてきました。

「“できるだけ多くの人にとって快適な飲食体験”を支える存在でありたいという想いは、創業から一貫して持ち続けています」
業界全体の生産性や魅力を高めるために、より良い社会基盤を築いていくShowcase Gigは、“デジタル”を前に出すのではなく、「お客様と店舗の接点を、なめらかに」「スタッフが本当に向き合うべき接客に集中できるように」そんな“現場目線のDX”を、ひとつずつかたちにしています。

売上も、働きやすさも、お客様の笑顔も“飲食体験 ”は、いま新しいステージに入っています。

株式会社Showcase Gig

山澤修平

一般社団法人レストランテック協会

代表理事

1980年北海道生まれ。携帯電話販社大手「コネクシオ株式会社」にて、営業戦略など様々な業務に携わり、その後、農業ITベンチャー「株式会社ファームノートでCSMの構築、営業拠点の立ち上げを行う。現在は日本最大のレストランテックコミュニティ「RT_Meetup」を主催する一般社団法人レストランテック協会の代表理事、一般社団法人日本飲食業経営審議会の理事、数多くのテックベンダーのセールスマーケティングの顧問業などに従事。全国各地の飲食経営者と生産者とテクノロジー企業をつなげる為、ホテル暮らし中心のアドレスホッパー生活を送っている。著書 同文舘出版「これからの飲食店DXの教科書」(2022年)

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