FoodDeployのロゴ

ほぼ毎日更新!!飲食店のDXを後押しするWEBマガジン

2023.01.05

注文と支払いを先に済まして飲食店と顧客の両方のニーズを満たすアプリをOrdeno社がリリース

海外飲食DXニュース

キッチンスタッフはピークタイムに備えて準備をしていますが、実際に注文が連続して入ると、オペレーションが乱れて非効率になりやすいです。

しかし、顧客が来店前に注文を入れてくれれば、ピークタイムでも効率的に料理を提供できるのではないでしょうか。

2023年1月5日、Ordeno(オルデーノ)社は顧客体験の向上と、飲食店の収益性を改善できるアプリをリリースしました。

発表されたアプリは、顧客が注文と支払いをスマホからできるようにするものです。

同社は飲食店が廃業する原因の多くは、運用コストの増大と顧客体験の不足、ビジョンの欠如であると考えています。

そこで、今回発表したアプリで顧客体験の向上と店内オペレーションの効率化を図ります。最終的にはビジネスの収益性の向上も期待できるそうです。

アプリはスペインのバルセロナの一部のレストランで、すでに採用されており、ユーザーからは、注文のしやすさや、使いやすさが高く評価されています。

Ordeno のアプリで注文と支払いが先にできる

アプリで注文と支払いが先にスマホでできる

Ordeno社がリリースしたアプリの主な役割は、料理の注文と支払いだけです。

スマホからの注文と支払いだけでは、飲食店の収益性の向上には繋がらないと感じるかもしれません。

しかし、注文してから料理が提供されるまでの待ち時間が長いと、顧客体験を低下させ、常連客が店から離れてしまう原因にもなります。

そこで、顧客が飲食店に到着する前に注文がキッチンに伝わっていれば、ピークタイムでも体制を整えることができます。

また、ホール担当者も、注文を取りに行く手間がなくなるため、注文の聞き忘れや聞き間違いなどのトラブルが起きません。

アプリで注文と支払いを済ませた顧客が来店したら、席に案内して料理が揃った段階でテーブルに運ぶだけで済みます。

以上のことからOrdeno社のアプリは、店内のオペレーション効率とテーブルの回転率を向上させ、収益性を高めるのに役立ちます。

しかも、顧客はアプリで支払いが済んでいるため、会計を待つ必要もありません。

簡単に導入できて業務効率化になるOrdenoのアプリ

互換性の高いOrdenoのアプリ

Ordeno社のアプリは、多くの飲食店で使用されているPOSシステムと約80%の互換性があります。

そのため、特別な改修作業を必要とせずに、ほとんどの飲食店で容易に導入できます。

また、アプリ内のメニューはリアルタイムで更新ができるため、個数限定のメニューも提供が容易です。

メニューデザインは既存のものがあり、飲食店側はデザインについて悩む必要はなく、メニューの編集だけで済みます。

さらに、アプリには飲食店のレビューやポイント、特典の付与が可能です。

スタンプカードは不要になり、ポイントはアプリで自動的に貯まります。

店舗側から特別割引や無料ドリンクなどの特典もアプリを通じて提供できるため、常連客の獲得にも役立つでしょう。

まとめるとOrdeno社のアプリは、注文と決済などの業務の効率化にとどまらず、常連客の獲得にも有効なツールです。

顧客と従業員お互いの負担を減らすアプリ

お互いの負担を減らすOrdenoのアプリ

Ordeno(オルデーノ)社は、顧客が飲食店に到着する前にスマホから注文と支払いができるアプリを発表しました。

メニューはリアルタイムで更新可能で、ポイントなども付与できるため、会計作業や待ち時間の手間を大幅に削減できるでしょう。

さらに、キッチンでは注文を事前に把握できるため、オペレーションが安定し、ピークタイムであっても顧客体験を向上させることが可能です。

このように、同社のアプリを活用することで、店内のオペレーション効率や接客サービスが向上するだけでなく、飲食店の収益性も改善が期待できるでしょう。

原典

A New Era of Modern Dining: How The Ordeno App Burst Onto the Scene to Meet the Needs of Both Restaurants and Consumers

‎Ordeno on the App Store

参考サイト

Ordeno Enters the Restaurant POS Fray With a ‘Better Monetization of the Table’ – Digital Transactions

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

記事をシェアする