FoodDeployのロゴ

ほぼ毎日更新!!飲食店のDXを後押しするWEBマガジン

2023.04.04

プラットフォーマーのoloとケータリングデリバリーのプロバイダーDeliverThatが提携 

海外飲食DXニュース

フードデリバリーの普及によって、質の高いサービスを提供する配達員の確保が重要となりました。

配達員の持つ接客スキルや運転技能などが顧客の満足度に直接影響を及ぼすからです。

しかし、優秀な配達員の確保は容易ではなく、毎回同じ人が配送に従事するわけではありません。

こういった問題を解決するサービスが登場しました。

2023年4月4日、飲食店向けのオープンSaaS(サース)プラットフォーマーのOlo(オロ)と、ケータリング配達サービスを提供するDeliverThat(デリバーザット)が提携を発表

両社とも飲食店向けに配達サービスを提供しており、競合として位置付けられる場合もある企業です。

しかし今回の提携では、それぞれの得意としている分野での協力関係が構築されました。

特にOloのラストマイル配達がより効率的になり、サービス体制の強化と顧客満足度の向上につながるでしょう。

フードデリバリーを提供する2社が提携

フードデリバリー企業が提携

今回の提携により、DeliverThatはOloの「Dispatch」というサービスのネットワークに組み込まれ、配達サービスのプロバイダーとして活動します。

「Dispatch」は飲食店のアプリ、またはWeb サイトからのオンライン注文情報と配送業者を自動的に結びつけるサービスです。

このサービスにより、飲食店は配達の手配を一切心配する必要がなく、料理が完成すると提携している配送業者が注文を取りに来てくれます。

この配送業者にDeliverThatが加わったことにより、他のフードデリバリーよりも質の高い配達サービスが実現しました。

そのため、同じフードデリバリーサービスでも、より快適な顧客体験を提供し差別化ができて、リピート率を高めることができるはずです。

同時に、飲食店のブランドイメージの構築と維持にも役立ちます。

オンライン注文を一元管理できるOloのプラットフォーム

Oloのプラットフォーム

Oloが提供しているプラットフォームを飲食店のWebサイトやアプリに組み込むと、オンライン注文を他企業のサービスに頼らずに提供できるようになります。

フードデリバリーの普及で、飲食店はオンライン注文のチャネルが必要となりました。

もし自社で用意しない場合は、Uber Eatsなどの外部プラットフォームに手数料を払いつつ、フードデリバリーを利用する注文客のニーズに応えないといけません。

しかし、Oloのオンライン注文や配達に特化したプラットフォームを導入すれば、Webサイトやアプリから入ってきた注文をOloのダッシュボードでまとめて管理できます。

配送業者と連携もしているため、前述のとおり店舗側で配達について手配する必要がありません。

他にも、注文データを集計して分析できるため、飲食店の業務改善にも用いることができます。

全米に配達業者を抱えるDeliverThat 

注文を運ぶ配達業者

DeliverThatもOloと同様にプラットフォームを提供しています。しかし、よりケータリングサービスに特化しており、自社のドライバーを通じて質の高いサービスを提供しています。

同社のWebサイトでは、配送を担当するドライバーの募集を行っていますが、誰でも簡単にドライバーになれるわけではありません。

ドライバー登録するには、顧客サービスとホスピタリティを学ぶためのプロドライバーネットワークに参加し、一定の成績を収めてからです。

そのため、DeliverThatのドライバーに登録された時点で、他社のドライバーよりも質の高いサービスが提供できます。

加えて、サービスの対応範囲が広く、アメリカ50州すべてにパートナー業者を抱えており、24時間体制のカスタマーサポートも提供し、配達に関わる問題に迅速な対応が可能です。

したがってDeliverThatを導入する飲食店は、他社よりもクオリティの高いケータリングサービスを提供できるでしょう。その結果、リピート率も向上します。

そして、今回の提携によりDeliverThatのドライバーがOloの配送担当に加わり、さらに質の高い配送サービスが実現しました。

競合関係になる2社が提携してサービス体制強化

競合関係の2社が提携

4月4日、飲食店向けにオンライン注文と配送サービスのプラットフォームを提供するOlo(オロ)と、ケータリング配達サービスを提供するDeliverThat(デリバーザット)が提携を発表しました。

提携した2社は類似したサービスを提供していますが、お互いの強みが活かせる形でサービス体制の強化をして、両社の共同顧客の収益を高められるようにしています。

また、他社との差別化を図ったサービスによって、オンライン注文をした利用客の満足度の向上にもつながるでしょう。

参考サイト

Olo | Enable Hospitality

DeliverThat | Catering Delivery | United States

Olo Partners With DeliverThat Allowing Customers to Take Catering to New Heights

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

記事をシェアする