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2023.06.07

HootersはOloと提携しバーチャルフードコートを立ち上げる

海外飲食DXニュース

将来的には、単一ジャンルの料理を提供するゴーストキッチンは厳しい状況に立たされる可能性があります。

2023年6月7日、Hooters(フーターズ)は、レストラン向けのオープンSaaSプラットフォームを提供するOlo(オロ)と提携したことを複数の海外メディアが報じました。

この提携により、Hooters はジャンルの異なる料理を提供するバーチャルフードコートが展開できます。

Hootersは、ハンバーガー、シーフード、チキン料理といった異なるジャンルのチェーン店を世界28ヵ国430店舗以上展開している企業です。

この新たな提携とバーチャルフードコートによって、HootersはUber Eatsなどのフードデリバリー企業と競合する立場になったと言えるでしょう。

利用客を集められるバーチャルフードコート

バーチャルフードコート

バーチャル・フードコート(フードホール)は、通常のショッピングモールのフードコートのゴーストキッチン版と言えるスタイルです。

異なるジャンルのゴーストキッチンが一箇所にまとめられ、多様な種類の料理を選べるようになっています。

その結果、利用客は他のゴーストキッチンを探し回る手間が省け、配送サービスも1回でまとめて手配できるため、手数料や配送料を安く抑えられます。

ジャンルの異なる3種類の料理をそれぞれのゴーストキッチンから注文する場合、会計も3回行い、配送サービスの手数料も3回支払わなければなりません。

一方で、バーチャルフードコートではこのような手間が不要です。

さらに、同じタイミングで料理を受け取ることができるため、出来上がりまでの待ち時間がバラバラになるという不便さもありません。

Hooters のバーチャルフードコート

出典:Hooters Restaurants | Online Ordering Takeout Delivery

2023年6月現在、Hootersのバーチャルフードコートで提供されているのは、以下の3つのジャンルです。

  • Chase Elliot(チェイス・エリオット):チキンテンダー

  • Hootie's Burger Bar(フーティーズ・バーガー・バー):ハンバーガー

  • Hootie's Bait & Tackle(フーティーズ・ベイト・アンド・タックル):シーフード料理

Oloのプラットフォームを利用することで、利用客はこれらの料理を注文から会計、配送手配までを一括して行うことができます。

Oloは配送業者とも提携しているため、Hooters側で配送業者の手配をする必要もありません。

言い換えれば、異なるジャンルの飲食店を展開する企業にとって、バーチャルフードコートはデリバリーやテイクアウトを好む顧客を効果的に集められるビジネスモデルと言えるでしょう。

3種類の料理を注文できるHootersのバーチャルフードコート

Hootersの料理

出典:Hooters Restaurants | Online Ordering Takeout Delivery

6月7日、ハンバーガーやシーフードのチェーン店を展開するHooters(フーターズ)が、飲食店向けプラットフォームを提供するOlo(オロ)との提携を発表しました。

この提携により、Hootersは異なるジャンルの料理を提供するバーチャルフードコートを展開できます。

以前は、共通のプラットフォームが存在しなかったため、ゴーストキッチンや飲食店はUber Eatsなどのフードデリバリー企業に頼る必要がありました。

しかし、異なるジャンルの飲食店を運営する企業が直接バーチャルフードコートを立ち上げれば、フードデリバリー企業に手数料を支払うことなく、独自のデリバリーサービスを提供できるようになります。

参考サイト

Hooters Restaurants | Online Ordering Takeout Delivery

Hooters Creates Virtual Food Hall in Partnership with Olo | FSR magazine

Hooters houses 3 virtual brands in online food court | Restaurant Dive

Hooters and Chase Elliott Launch Virtual Restaurant

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

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