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2023.02.23

フードデリバリーのDoorDashはALDIと提携し食料品をオンデマンドで配達

海外飲食DXニュース

将来的には、フードデリバリーとは食べ物全般を運ぶサービスを指すようになるかもしれません。

2023年2月23日、フードデリバリー企業のDoorDash(ドアダッシュ)と食料品を扱うALDI(アルディ)は提携を発表しました。

この提携により、DoorDashは食料品も配送できるようになります。

従来フードデリバリーは、飲食店の料理を宅配するのが主なサービスでした。

しかし、Uber Eatsをはじめフードデリバリー企業が料理だけでなく、生鮮食品や日用品まで配送するようになっています。

いずれはユーザーが飲食店の料理を注文するか、食料品を買うかをフードデリバリーから選ぶようになるでしょう。

料理と食料品を配送するDoorDash

今回の提携によってDoorDashからALDIが扱っている肉や魚介類の生鮮食品と洗剤などの日用品を注文できるようになりました。

実は2020年からDoorDashは特定のエリアで食料品の配達サービスを提供してきました。

しかし、この提携により、対応エリアが拡大しアメリカ全土の38州に展開している約2,100以上のALDI店舗から食料品を配達できるようになります。

事実、DoorDashを利用するアメリカのユーザーの98%以上がこのサービスを利用できるそうです。

つまり、DoorDashは、ネットショッピングよりも迅速に食料品や生活必需品を配達するデリバリーサービスを提供できるようになったと言えるでしょう。

ALDIの食料品注文はDoorDash のアプリから

ALDIの食料品の注文はDoorDashのアプリ、またはWebサイトからでき、同社で人気のあるALDI Finds(アルディ・ファインズ)も注文が可能です。

ALDIは1961年にドイツで最初の店舗をオープンさせて、その後に世界初のディスカウント・スーパー・チェーンとなりました。

同社が取り扱う商品の中で、特に人気があるのは短期間、数量限定、特別価格の食料品や生活用品が買えるALDI Findsです。

商品は地元のALDI店舗から出荷され、ユーザーが希望する時間と場所で荷物を受け取るオンデマンド配送で行われます。

 DoorDashのサブスクリプションサービスで配送料も無料

ALDIの食料品や生活用品の注文には、DoorDashのサブスクリプションサービスDashPass(ダッシュパス)の特典が適用され、配送料は無料になります。

DashPassは、月額9.99ドル(約1,480円)の定額制メンバーシッププログラムです。

加入者は、12ドル(約1,780円)以上の料理、または25ドル相当(約3,700円)以上の食料品を注文すると、配送料が無料になる特典が適用されます。

DoorDashを1ヵ月で数回利用するユーザーにとって、何度注文しても配送料が無料になるため、多くの人が加入しているサービスです。

ALDIの商品配達では、条件はやや異なり、35ドル(約5,180円)以上注文すれば配送料が無料になります。

DoorDashとALDIの提携でフードデリバリー業界の変化が加速

フードデリバリー業界の変化

フードデリバリーのDoorDashとディスカウント・ストア・チェーンのALDIが提携しました。

この提携により、DoorDashから料理だけでなく、食料品の注文も選択できるようになります。

サブスクリプションサービスを利用しているユーザーは、食料品や生活用品を自分の都合の良いタイミングで受け取れるようになりました。

フードデリバリー業界の主要なプレイヤーは、料理の配達に加えて、食品や日用品などを運ぶ方向にシフトしています。

将来的には、飲食店の料理と小売店の総菜が競合する可能性も考えられます。

原典

DoorDash Partners with ALDI To Expand On-Demand Grocery Delivery - DoorDash Newsroom

参考サイト

DoorDash Partners with ALDI To Expand On-Demand Grocery Delivery

DoorDash, Aldi expand nationwide grocery delivery to over 2,100 locations: 'Highly requested'

ALDI DoorDash Roll Out On-Demand Grocery Delivery | Progressive Grocer

前田淳一郎

グラフィック制作カタパルト

代表

1983年岐阜県生まれ。プログラマー、整備士、物流と転職し、日本橋で寿司職人の世界に入り、立ち食い寿司屋の店長になる。原価の高いをいわれる寿司で、原価調整と材料管理を徹底し、原価を平均25~30%に抑える。その後カナダで移民に挑戦し、現地の海上コンテナのフォワーダー企業に勤める。帰国後に外資系に勤務。
2020年より、Webライターをしながら世界の新しい「食の常識」を発信中。

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