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2024.01.16

bottoで職場変革、飲食業界のスタッフ活性化【前編】

スマート飲食経営の極意

今、注目を集める【 仕事に没頭できる職場 】を作るための 飲食店専用コミュニケーションツールbotto。

9月に行われたレストランテック協会主催の日本唯一の飲食業界IT製品に特化したカスタマーサクセスピッチ「RTSS Pitch」で優勝をした実績を持ち、導入企業・店舗を増やし続けています。

今回、導入事例として2社の担当者にインタビューを行いました。1社目は東証スタンダード上場の株式会社SLDの活用事例を同社の営業支援部 部長 大島康裕さんに伺いました。

まずはbottoを導入したきっかけ、他のツールとの違いを教えてください。

当社の運営受託店舗で従業員数が100名を超えるような大型店舗があるのですが、その店舗の課題として、アルバイトさんも含めて、一人一人の頑張りが見えづらい、管理が難しいという問題がありまして、組織強化していくにあたって、うまく活用できるツールはないかなと、ちょうど2年前ほどに思っていてたところでした。そんなときに、まだbottoさんが福岡でしか導入していない時に、たまたまネットサーフィンで見つけて問い合わせしたのがきっかけです。

大型店で導入させていただいておりまして、店長が日々の細かなアルバイトさんの頑張りであったりやっていることが見えづらいという点や意見の集約といったところの難しさを感じていたので、とても役立っているかと思います。

以前は何か別のツールを使っていたのですか?

いえ、何も使っていませんでした。LINEを使ってはいたのですが、100人とかが在籍しているグループなので、例えば細かい業務連絡であったり報告・連絡・相談といったところも、その場ではなかなかできないという問題がありました。休みの日にも通知がどんどん飛んでしまうという問題もありましたので、違うものに変えたいと思っていたところでした。

bottoの中で「この機能いいな」という点はありますか?

メインはやはり「振り返り」の機能かと思っておりまして、導入店舗では働いた従業員が、1日の振り返りを2、3分程度で記入してもらっているのですが、自分たち側で良かった点と、あとはお客様にとって良かった点、悪かった点、頑張れた点と、新しい気づきを3つくらいのポイントで書いてもらっています。それが色々な視点が組み合わさっていて良いなと思うのと、お店の従業員の気づきの部分を拾い上げて、すぐにタスクにできたり、完了したものはマニュアルに落とし込んだりと言ったことを一つのツールの中で完結できるといった点ではとても良いと思っています。

シンプルな作りで使いやすいのでしょうね。

そうですね、最近スマホ用のアプリもできましたからね。以前はブラウザだけだったんですけれども、より使いやすくなった感じがしています。

アルバイトさんも社員さんも入社したらアプリをダウンロードしてもらう感じです。

今は、一人一人のスタッフが「管理者に見てもらっているんだ」というコミュニケーションツールとして使用しているのですが、ゆくゆくは評価の仕組みに入れたりできたらいいなと考えています。

スタッフさんからはどんな気づきの投稿が多いのですか?

人数が多いので、基本的にはオペレーションについてのことが多くて、例えばここの物の位置を変えたいであったりとか、ネガディブなものとかも一部ありまして、気づきというよりは不満のような投稿もあったりするので、そう言ったものを管理側としてはいち早くキャッチしやすいというのはあります。

そう言ったネガディブな書き込みが増えていくと、管理側からも「今お店の状態があまり良くないのかな」ということを事前に発見することにもつながっています。その中で、日々の業務に追われている店長がどうしても見えていない部分を、私たち管理者側がキャッチをして、現場のスタッフと会話をしてみてはどう?といった感じでコミュニケーションを取っています。

投稿の一例

↑投稿の一例(PC版)

↑(アプリ版)

その他、bottoの気に入っている機能はありますか?

最近bottoさんも押し出しているのが、各自が投稿した内容を最後にアルバムにするという機能がありまして、あれはものすごく良いなと思います。

アルバイトさんが卒業するときに今までだと、みんなで寄せ書きするみたいのはありましたが、自分が何を頑張ってきて、何を褒められて強みにできるか、みたいなものがしっかりと可視化されているので、最後にもらえるものとしてはすごく心にも残るし、今後の社会人人生にも生きるんじゃないかと思います。

私たちの業界(カフェ)って、アルバイトさんの参入障壁がとても低い業界なので、初めてアルバイトを経験するという子たちが多いので、そこで経験したことがその方々の仕事の価値観につながっていくと思うので、そういう意味でもbottoのようなツールを使って最後おもてなしできるというのはとても良いと思います。

他に今注目を持っているテックはありますか?

配膳ロボットにものすごく興味があります。私たちは通常の飲食店以外にもコラボカフェをやっていますので、例えば配膳ロボットが実際のキャラクターに近しいデザインとかになっていて、そのロボットがお客様にお料理やお飲み物を配膳してくれるとなると、喜んでくれるかなと思ったりしています。今だと決まったデザインでいわゆる「ロボット」という感じですが、デザインや流せる動画とかが変わってくると、より価値が高まるのかなと思っています。

弊社としても、比較的人が採りやすいと言えど、まだまだ人材不足ではあるので、各種テックを導入して、運営効率化して店舗運営していくのは必要だと思っています。

私たちはテックや新しいものに対して拒絶反応を起こさない、ポジティブなメンバーが多いので、良いものであれば一旦やってみようという感じで今後もトライしていきたいと思います。

SLDさん全体として今後の展望はありますか?

今期に入ってだいぶ業績が回復してきましたので、来期以降、新規出店ができればと考えています。コラボカフェなどの依頼も受け身だけではんく、「弊社はこんなことができますよ」という提案もどんどん積極的に行っていきたいと思っています。

ありがとうございました。

【取材協力】

飲食店向けコミュニケーションツールbotto

株式会社エスエルディー

大山正

一般社団法人レストランテック協会

専務理事

1982年東京都生まれ。成蹊大学卒業後、各種広告関係営業、外食企業のプロモーション・広報を経て、2014年1月、31歳で外食メディア「フードスタジアム」フードスタジアム株式会社 代表取締役就任(2023年退任)。飲食店若手経営者の会「外食5G(現外食SX)」初代サポーター企業リーダー。2020年3月、株式会社ミライーツを設立。飲食業界における幅広い人脈、情報を持ち、「未来型飲食店経営」を提唱。自身でもゴーストレストランの実験店舗を運営し、中食・デリバリー導入による外食産業の生産性向上を提案している。

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