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ほぼ毎日更新!!飲食店のDXを後押しするWEBマガジン

2025.01.31

タスク管理から顧客満足度までを LINEに集約して共有!伝え忘れや 確認漏れを減らして店舗力を向上

飲食店のDX「はじめの一歩」

「LINE公式アカウント」や「LINEで予約」などで、外食業界ではDXの集客ツールとして広く定着しているLINE。同時に多くの飲食店が、複数人でメッセージのやりとりができるLINEのグループを社内や店舗内のコミュニケーションツールとして使っているが、実はこれをさらに進化させたと言える使い方がある。それが、「LINE Notify(ラインノティファイ)」を活用した使い方だ。LINE Notifyは、LINEとWebサービスを連携し、ユーザーが通知を受け取れるサービスで、グループでも通知を受信することが可能。例えば、Googleドキュメント (docs)などで作成した情報を、LINE Notifyで連携させてLINEのグループで共有することができる。
この使い方で大きな成果を上げているのが㈱Pay it Forward(東京・墨田区)だ。

『マグロスタンダード』はマグロ寿司やマグロ焼肉、熟成鮨をワインとともに楽しめる業態。写真のメニューは「本マグロ焼きすき」2508円。錦糸町本店(写真)と門前仲町店がある。他に『焼鶏メジャー』(錦糸町)などのアッパー業態も手掛けている。

同社は2021年の創業から約3年で『マグロスタンダード』など計6店舗を展開するまでに成長する中で、DXによる社内や店舗内のコミュニケーションも強化。その仕組みづくりで大活躍しているのが、LINE Notifyで様々な情報を連携・集約させたLINEのグループだ。例えば、店舗診断を元にした改善策などのタスク表をGoogleスプレッドシートで作成し、このタスク管理をLINEのグループで行なえるようにした。

毎日のお客様アンケートから算出される顧客満足度や、予約客の特記事項などの情報もLINEのグループで共有できるようにしている。この仕組みを構築した経営幹部 管理本部部長 黒木裕哉氏は、「LINE Notifyを使えば、より多くの情報を効率的にLINEに集約できます。忙しい現場のスタッフがいちいちパソコンを開いて業務事項などを確認するのは大変ですが、LINEに情報が集約されていればスマホで簡単にチェックできます。実際、伝え忘れや確認漏れが減り、店舗力の向上につながっています」と話す。また、LINE Notifyは2025年3月末でサービスが終了するが、その後も代替としてLINE公式アカウントからメッセージを送信できる「Messaging API」を使ってLINEでの情報集約・情報共有を行なっていく考えだ。

マグロスタンダード錦糸町本店/墨田区江東橋2-15-6 1F

「マグロスタンダード 錦糸町本店」は、マグロ寿司・マグロ焼肉と熟成鮨をワインで楽しむマグロ寿司酒場です。定番のマグロ焼肉や他にはない、マグロを使用したお料理から築地直送の新鮮なお寿司をお楽しむことができます。

LINEヤフー株式会社

2023年10月に、LINE株式会社やヤフー株式会社などのグループ会社による再編を経て誕生した日本最大級のテックカンパニー。『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』をミッションに掲げる。約40の国と地域から集まった1万人以上の従業員が働いており、検索・ポータル、eコマース、メッセンジャー、広告など、多様な領域の事業を展開。

亀高 斉

企画/編集/ライター

1968年生まれ。岡山県倉敷市出身。明治大学卒業後、1992年に㈱旭屋出版に入社し、1997年に飲食店経営専門誌の「月刊近代食堂」の編集長に就任。以来17年間、「近代食堂」編集長を務め、中小飲食店から大手企業まで数多くの繁盛店やヒットメニューを取材。2016年に独立し、フリーとして活動。取材・執筆の他、書籍の企画・編集も手掛けている。趣味は将棋。

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